ナーガ 仲合、同盟会話
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仲合物語
山登り、すきです
無剣:もうだめ、つ……か……れ……た……
ナーガ:あれ?無剣?なぜ、うごかないですか?
無剣:もう疲れすぎて、動けない……
無剣:あなた……息もせずに……まるで平地であるかのように……
ナーガ:やまのぼり、すきです。つかれないです!
無剣:そ……そうなの……本当に……力に満ちて……
ナーガ:ありがとう、です!
無剣:私は疲れた……少し休もう.. ..
ナーガ:アナタをおんぶ、できます。
無剣:え?何?お、おんぶしてくれる?
無剣:や……やっぱり、やめよう.. .. 恥ずかしい。
ナーガ:おう?嫌ですか?
無剣:好意には感謝するけど……やっぱりおんぶはやめて。
ナーガ:あれれれ……どういう、意味ですか?
ナーガ:ん……好意、受け入れるのに、おんぶ、いやとは.. .. ?
無剣:私が言いたいのは……
私を助けてくれようとしているのは分かるし、それには感謝している。
無剣:でも、助けなくてもいいので、謝絶しただけ……
何故か、説明、すればするほどわからなくなる…
ナーガ:うん……
ナーガは何かに考え込んでいる。やっぱり分かってないか……
ナーガ:アナタたちチュウドジンは、とおまわり、すきね!
無剣:簡単に言うと、感謝するけど、おんぶはしなくていい。
ナーガ:はい……分かり、ます!
ナーガ:ふ……これから、素直に言えばいい、です。
ワタシたちテンジュクの人々、分からない、ですから。
無剣:うん…そうする。
でも、言葉の習慣は、簡単には変えられないから。
ナーガ:え?「言葉の習慣」、どういう、意味ですか?
無剣:………………………………
文化の違いとは、大変なことだ……
ヘビと、はなします
無剣:え?ナーガが落ち込んでいる?珍しいね。
無剣:どうした?体調でも悪い?
ナーガ:うん……
私に答えず、彼は不意に小さい瓶を取り出すと一気に飲み干した。
ナーガ:はぁ!美味い、です!
無剣:……これは何の霊薬ですか?
一瞬で人が変わったような…?
ナーガ:テンジュク(天竺)、「聖なる河」(聖河)のおみずです。アナタに、わけるです。
無剣:な……何の水?その小瓶に入れて、いつも持ち歩いているの?
どれだけ持ち歩いていたか……それは考えたくない。
ナーガ:は、「聖なる河」の水、です。
ナーガ:ふるさとに、「聖なる河」があります。
「聖なる河」のあじは、ずっとわすれません。
ああ~ふるさとにかえりたい!
無剣:故郷が懐かしくなったの?
ナーガ:そうなの、です。テンジュクを離れ、一度も戻ってない、です。
無剣:そう……テンジュクはいつ離れたの?
ナーガ:うん………………
ナーガは何かつぶやいていた.. ..
一生懸命耳を澄ましたが、まったく聞き取れなかった。
無剣:何と言っているの?
ナーガ:なに?ワタシのはなし、わからない?ゆっくりはなす、です。
彼は、明らかに話す速度を落としたが、私は依然として全然分からなかった。
無剣:い……いったい何と言っている?
ナーガ:わかりません?ヘビとはなしている、です。
無剣:………………………………
無剣:ヘビと話していると、なぜ言わないの?いくらゆっくり言っても、分かるはずないでしょう!
無剣:だいたい、故郷をいつ離れたかを話していたじゃない?
どうして突然ヘビと?それに、ヘビは何処から来た?
ナーガ:す、すみません、です。いつだったか、覚ええてない、でもヘビ、覚えています。 さっき、彼らにきいていた、です。
でもヘビ、覚えています。 さっき、彼らにきいていた、です。
ナーガ:ここの蛇とテンジュクの蛇、みんなワタシの友達なの、です。
彼らは何でも助けてくれる、です。時間についても助けてくれる、です。
無剣:不思議だ……
ナーガ:ふふ、ワタシたちテンジュクのジュツは、スゴイ!
確かにそういう面はスゴイかも……
カレー、うまいです
激しい戦いを終えて、
体力は既に底をついていた。食べ物を食べて、やっとほっとした。
無剣:え?ナーガは何で浮かない顔をしているの?
ナーガ:ふ……食べ物、ダメです。
無剣:え?緑の料理を、否定したのは、あなたが初めてだよ。
ナーガ:ううん。2本の棒、使いにくい。
無剣:棒?
ナーガは、2本の指で何かを挟む動作をして見せた。
無剣:ああ、お箸が使えないのね!
私は、やっと理解が出来て、彼の肩を叩いた。
無剣:思い至らなかった私の不行き届きね。今度は、緑に叫化鶏を焼いてもらうよ。
直接手で食べられるし、味も絶品だから!
ナーガ:え?「味が……絶品」?
無剣:一度食べると、味が忘れられなくなって、また食べたくなるという意味。
ナーガ:あ!ワタシたち、テンジュクのカレーと、同じ、ですね!
無剣:あなた達の……何?
ナーガ:カレー、です!同じ手で食べるの!味……絶品です!
無剣:手で食べる?まだよく分からない……
叫化鶏とは違うような気がする。
ナーガ:ワタシたちのて、きようです。カレーたべるとき、アナタたちの棒より、はやいです。
ナーガ:カレーの話になって、ナーガは興奮状態に陥っている。
ナーガ:カレー、よく食べる、体、丈夫です。
ナーガ:ヨガ、よくやる。しんぽ、はやいです。
ナーガ:ヨガやります?おしえるです!
無剣:い、いえ……結構よ……
ナーガ:「テンジュク」のひと、みなヨガ、やる。カラダ、やわらかくなれる。
ワタシは、たつじん、へびより、やわらかい。
無剣:………………………………
どう答えればいいか迷っている所に、誰かが近寄ってきた。
緑:ん?ナーガ!早く来て、あっちこっち探してたよ!
ナーガ:また、ヨガをならうひと、きたです。
ナーガは縁について行った。
無剣:……とにかく、ナーガが元気を取り戻したのは.. ..良かった……
テンジュク、あついです
ナーガ:うう……寒い、寒い.. ..息もできない、です!
無剣:……確かに寒いけど、そこまで大げさにする必要はないのでは?
無剣:あっ、そうか、ここの気候に慣れないのね?
あなたの故郷はこんなに寒くないでしょう?
ナーガ:ワタシのふるさと「テンジュク」は、アナタたちのところより、ずっとあつい、です。まいにち、はいる、おふろ、なんかいも。
無剣:故郷のことになると、ナーガはすぐに活気づいて、話が絶えない。
時間が随分経ってから……
ナーガ:ダルマに、おいつく、です!
無剣:……話題が随分ずれたね。
ナーガ:あ!話題、でしたか?
最初の、始まりの。
無剣:あなたのふるさと、熱いです。ここと、違うです。
ナーガと長く話をしたせいか、無意識のうちに彼の言い方の真似をし出した。
ナーガ:お?その、しゃべりかた、ワタシの、です。
無:すみません……つい……
ナーガ:はは、いい、です!アナタたちは勉強、好きです!ワタシたちは教ええる、好きです!
ナーガ:アナタたちのブツホウ (仏法)は、もともと、ワタシたちのもの。たくさんのぶじゅつ(武術)も、ワタシたちがおしえた。
無剣:……
無剣:やはり天気の話にしましょう……
ナーガ:そう、天気の話、です。
ナーガ:アナタたち、いっぱい、着ています。
無剣:え?倚天以外に、そんなにたくさん着こんでいるひとはいないでしょう?
ナーガ:ワタシたちのふく、すくない。
テンジュクのおんなのこ、サリー、きる。
アナタ、ふくおおい、テンジュクいったら、あつい、しぬ。
無剣:なるほど!テンジュクに行く時には、薄着で行かないとね。
ナーガ:そうです!
無剣:……
無剣:気のせいかしら?先より更に寒くなったような…
同盟会話
○○のナーガ:テンジュクには引魂鏡がナイのです。
○○のナーガ:デモもし魍魎がそっちに行ったら大変ですカラ、
○○のナーガ:早く片付けなきゃいけまセン!
○○のナーガ:へい!ヨガを練習しにきたのデスカ?
○○のナーガ:大丈夫。誰にでも教えるのです。ヨガは強いです。
○○のナーガ:蛇みたいに柔軟になるのです。ワタシを見れば分かりマス。
◯◯のナーガ:中原の料理がダイスキです!
◯◯のナーガ:でも世界中で一番オイシイものはテンジュクのカレーです!
◯◯のナーガ:悪いデスが今は作れないです。
判詞
二句目 汚れを洗う雨で天幾重をも潤す
三句目 形柔らかくても芯があり
四句目 欲望を抑えたら必ず縁に出会う
五句目 水や山を越えてどこも似ている
六句目 花や月を見ていても昔の姿
七句目 別の世界に道があってもいつ辿り着けるのか
八句目 砂数多くても恒河が大抵去り逝くものさ
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